いたずら好きな私の給水ポンプを利用した農作業の楽しみ方。

私の実家は農家です。
小さい頃から両親について行っては田んぼに入り、田植えの手伝いと称し遊んでいました。
春の田植えの時期が近づくと、用水路から給水ポンプを利用して田んぼに水を引きます。
田植え機で植えるのですが、父親が一列ずつ私達兄弟に与えてくれるので、どっちが速く真っ直ぐに田植えできるかを兄と競ったものです。
秋には稲刈りです。
稲刈りの時は手伝いなんてほとんどせず、イナゴ取りに夢中になっていました。
最近では嫌われてしまっている農作業ですが、私は好きでした。



私が特に好きだったのが田植えの時期です。
用水路から給水ポンプで水を引くとき、誰も見ていないのを見計らいホースを踏み、水圧がかかったホースは外れ水が勢いよく飛び出します。
近くにいた兄はびしょ濡れになり、その姿を見て楽しむのです。
こんな大胆ないたずらができるのは、この時期だけだったからです。
父親に怒られるのはわかっていてもやめられない、私には本当に楽しい遊びでした。



そんな子供だった私も父親になりました。
田植えの時期には子供達を連れて実家に帰り、一緒に田植えの手伝いをしています。
今でも給水ポンプを見つけると、子供達が近くにいることを確認しホースを踏みます。
びしょ濡れになって騒いでいる子供達を見ては子供の頃を思い出します。
こうやって農作業の楽しさも伝えていこう、なんて理由を付けて、ただのいたずらを正当化している私を見て、まだまだいたずらっ子のままの父親だと妻が呆れています。

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